鬼の退散に喜んだ人たちによって踊られたという盛岡さんさ踊り

日本の伝統文化 岩手県編です。盛岡さんさ踊りは、岩手県盛岡市にて毎年8月1日から3日にかけて行われる祭りである。近年は毎年8月1日から4日までの開催期間が続いている。県は東北五大祭りの1つとしてPRしている。8月上旬に東北各地で行われる夏祭りのトップを切って開催される。

藩政時代から盛岡市近郊各地で行われていた伝統的な様々な「さんさ踊り」を統合、観光イベント化して1978年から開催を継続しているのが現在の「盛岡さんさ踊り」である。

藩政時代から受け継がれてきたさんさ踊りの起源は、三ツ石伝説に由来しています。その昔、南部盛岡城下に羅刹鬼(らせつき)という鬼が現れ、悪さをしてあばれておりました。困り果てた里人たちは、三ツ石神社に悪鬼の退治を祈願しました。

神様はその願いを聞き入れて悪鬼たちをとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました(これが岩手の名の由来だと言われています)。
鬼の退散を喜んだ人たちは、三ツ石のまわりをさんささんさと踊り回ったのが「さんさ踊り」の始まりだと言われています。

以前は、盛岡八幡宮から岩手公園にかけてパレードを行っていた(肴町を中心に)が、その後、盛岡市役所前の中央通りを利用した観光商業的な今の形になったという説がある。

勇壮さで知られる東北の祭りの中においては歴史が浅いため、開始当初は比較的に知名度が低く、開催者や地元マスコミなどがPRに努めた結果「東北五大夏祭り」の一つと呼ばれるまでになった。

2007年のNHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』では地元の協力で「盛岡さんさ踊り」が再現され、劇中エピソードの舞台として描かれた。2007年6月には世界一の和太鼓の数の祭りとしてギネス世界記録に登録された。

4日間開催になっているここ数年は、4日目に参加団体のほとんどが一斉に繰り出す「大輪踊り」が行われる。そして、全体の自由参加輪踊りにてフィナーレを迎える。

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